ゼロから日本語を学び

中国語と日本語で書きます

消えたい 死にたい 自殺したい

「ゲーム」問題な日本語・ことばの意味・ことわざ・慣用句の意味(1)

適切な意味はどっち?

1、前から【目を付けていた】歌手

 選択肢:
  A ひいきにしていた
  B 注目していた

 正解:
  注目していた
 ポイント:
  「目を付ける」は、特に注意して見る、注目するという意味。(ひいきにするという意味は、「目を掛ける」という)


2、ピーナッツは【後を引く】

 選択肢:
  A いつまでもほしい感じが残る
  B 食べすぎると胸焼けする

 正解:
  いつまでもほしい感じが残る
 ポイント:
  「後を引く」は、物事の(悪い)影響があとに残るということ。飲食物については、いつまでもほしい感じが残るという意味でいう。


3、そのことについては【水に流そう】

 選択肢:
  A なりゆきに任せよう
  B なかったことにしよう

 正解:
  なかったことにしよう
 ポイント:
  「水に流す」は、過去のいざこざなどをなかったことにする意。


4、【かちんと来る】ようなことを言う

 選択肢:
  A 直感ですぐに感じとれる
  B 気にさわって不愉快になる

 正解:
  気にさわって不愉快になる
 ポイント:
  「かちんと来(く)る」は、他人の言動が気にさわって不愉快になるという意味。「かちん」は小さな堅い物が他の堅い物にぶつかって発する音を表す語。


5、すかさず【合いの手を入れる】

 選択肢:
  A ちょっとした言葉をさしはさむ
  B 助けの手をさしのべる

 正解:
  ちょっとした言葉を差しはさむ
 ポイント:
  「合いの手を入れる」は、会話などの進行に合わせて、ちょっとしたことばやしぐさを差しはさむという意味。


6、反対者は【数えるまでもない】

 選択肢:
  A 数えられないほど多い
  B 数える必要もないほど少ない

 正解:
  数える必要もないほど少ない
 ポイント:
  「数えるまでもない」は、数える必要もないほどわかりきっている意で、数がごく少ないことをいう。


7、【病は気から】

 選択肢:
  A 病気は気のもちようで、よくも悪くもなる
  B 病気は精神的なことからおこる
 正解:
  病気は気のもちようで、よくも悪くもなる
 ポイント:
  「病は気から」は、病気は気のもちようで、よくも悪くもなるということ。


8、【かけがえのない】存在

 選択肢:
  A ほかに代わるもののない
  B 欠けてはならない
 正解:
  ほかに代わるもののない
 ポイント:
  「かけがえ(掛け替え)のない」は、ほかに代わるもののないという意味。「かけがえのない」ではない。


9、【一から十まで】知っている

 選択肢:
  A だしたい
  B すべて

 正解:
  すべて
 ポイント:
  「一から十まで」は、一から十までのすべてに渡っていることをいう。何から何まで、すべての意。


10、【頭から湯気(ゆげ)を立てる】

 選択肢:
  A かんかんになる
  B 恥ずかしくなる

 正解:
  かんかんになる
 ポイント:
  「頭から湯気(ゆげ)を立てる」は、かっかとすれば熱くなることから、かんかんになる、また、非常に怒っているさまをいう。

「ゲーム」問題な日本語・漢字の読み方・ことわざ・慣用句の読み方(3)

正しい読み方はどっち?

1、一寸の虫にも【五分】の魂

 選択肢:
  A ごぶ
  B ごぶん

 正解:
  ごぶ
 ポイント:
  「一寸(いっすん)の虫にも五分(ごぶ)の魂(たましい)」は、どんなに小さく弱いものにも相応の意地があるのだから侮(あなど)ってはならないという意味。一寸ほどの虫も五分(=一寸の半分)という大きな魂を持っているということ。


2、【上手】の手から水が漏(も)れる

 選択肢:
  A うわて
  B じょうず

 正解:
  じょうず
 ポイント:
  「上手(じょうず)の手から水が漏れる」は、どんな名人上手といわれる人でも失敗することはあるというたとえ。「上手」は、物事をする技術がすぐれている人。


3、けんかに油を【注ぐ】

 選択肢:
  A つぐ
  B そそぐ

 正解:
  そそぐ
 ポイント:
  「油をそそぐ」は、勢いなどをさらに強くさせるという意味。「油をつぐ」では、「注油」の意にしかならない。


4、目の【敵】にする

 選択肢:
  A かたき
  B てき

 正解:
  かたき
 ポイント:
  「目の敵(かたき)にする」は、何かにつけて敵視するという意味。恨みがあって、機械があったら滅ぼしたいと考えている相手。


5、【罪】がない寝顔

 選択肢:
  A ざい
  B つみ

 正解:
  つみ
 ポイント:
  「罪(つみ)がない」、無邪気である、また、けがれがないという意味。何の下心もないことをいう。


6、【清水】の舞台(ぶたい)から飛び降りる

 選択肢:
  A しみず
  B きよみず

 正解:
  きよみず
 ポイント:
  「清水(きよみず)の舞台から飛び降りる」は、思い切って大きな決断をすることのたとえ。「清水の舞台」は、京都の清水寺本堂の舞台。切り立った崖(がけ)の上に掛け渡してある。


7、堂に【入った】名調子

 選択肢:
  A いった
  B はいった

 正解:
  いった
 ポイント:
  「堂に入(い)る」は、学問・技芸が深奥を究めている。また、物事に習熟しているという意味。階段をのぼって堂に入り。さらに奥の部屋へ至る入り、さらに奥の部屋へ至る意の「堂に升(のぼ)り室に入る」から。


8、胸に【一物】ある人

 選択肢:
  A いちぶつ
  B いちもつ

 正解:
  いちもつ
 ポイント:
  「胸に一物(いちもつ)」は、口には出さないが心の中にたくらみを持つこと。「一物」は、心中に秘めた(悪い)考え。


9、忠告を耳に【留める】

 選択肢:
  A とめる
  B とどめる

 正解:
  とめる
 ポイント:
  「耳に留(と)める」は、注意して聞く、また、聞いて記憶にとどめるという意味。「留める」は、印象づけてあとに残す意。


10、【紅】一点の存在

 選択肢:
  A べに
  B こう

 正解:
  こう
 ポイント:
  「紅一点(こういってん)」は、多くの平凡なもののなかに一つだけすぐれたものが存在すること。また、多くの男性の中に一人だけ女性がいること。